🔹寝かせみがき
親がみがいてあげる時の基本姿勢は、親が横ずわりかあぐらをかくようにすわり、ひ
ざの中に子どもの頭を入れて安定させます。この姿勢なら、子どもの頭部の安定がはか
れるばかりでなく、口の中も見やすく、歯ブラシを持たないほうの手で唇や頬をよけて
みがけるため、歯ブラシの毛先が歯に’きちんと当たっているか確かめられ、歯肉や唇に
毛先が強く当たるのを防げます。
歯ブラシはヘッドが小さめで、毛先も短めのものを選び、鉛筆を持つように、または
指先を使って把持して、毛先を歯の表面にきちんと当てられたら軽い力で細かく動かし
てみがきます。親が気負いすぎて肩に力が入ってしまうと、歯ブラシにもつい力が入り
すぎて強い力で磨くことになり、毛先が歯肉に当たって痛かったりすると子どもが歯み
がきを嫌がる原因となることがあります。軽い力で手早く磨くことがポイントです。