お久しぶりです アシスタントのkanaです。
桜の開花宣言が発表されましたね。お花見できる日が楽しみです🌸
さて、妊娠時の間食についてのお話です。
◆妊娠時の間食
間食のことですが、おなかの赤ちゃんが成長して大きくなってくると、消化器も押し上げられるように圧迫されて、一度に食べることのできる食事量が少なくなってきます。間食は妊娠7ヶ月頃まで1日1回という妊婦さんが約60%程度いるのですが、妊娠8ヶ月になると、反対に間食2回という妊婦さんが約70%くらい出てくるのです。さらに、間食の内容も、妊娠初期においては、甘い物や甘い飲み物を摂る妊婦さんはたかだか20%でしたが、妊娠6ヶ月以降においては実に50%から70%になってくるようです。
昔、「妊娠すると酸っぱい物が食べたくなる」と言われてきましたが、実際の調査では、甘い食品が増加したという妊婦さんが約29%ともっとも多く、酸っぱい食品に嗜好が変化したという妊婦さんはほとんど認められませんでした。やはり、スナック菓子のように手近にある菓子類をよく食べているようです。だらだらと食べないように気をつけましょう。
このような妊娠中の生活習慣を見直してみますと、つわり(悪阻)で歯みがきが十分にできず、口の中が汚れやすい傾向にあるのにもかかわらず、間食の回数が増加し、そして間食の内容も甘い食品が多くなるという状況が浮かんできます。ちょうど、むし歯のある小さい子どもと同じような生活習慣だと思いませんか。
妊娠中のむし歯予防のためには、やはり基本的な生活習慣を乱さないように配慮することが大切なようです。