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✳︎口唇裂・口蓋裂 治療

口唇裂・口蓋裂の治療

 

 口唇裂・口蓋裂の子どもに対する治療の目的は、生まれつき離れて開いてしまっって

いる裂の部分を閉じ合わせて通常の形に戻し、正常な機能を習得できるようにしてあげ

ることです。

 これにはどうしても外科手術が必要となります。かなり以前は、口腔外科、整形外

科、耳鼻科などの診療科でこの手術が行われていましたが、現在では口腔外科、形成外

科が専門的に手術を行っています。

 大きな病院や大学病院では、口唇裂・口蓋裂センターを設置して、手術を受けた後の

他の必要な治療や管理を、専門科が連携しながら一貫して行っている施設もあります。

 

 

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唇顎口蓋裂

 

▶︎口唇裂の手術

  口唇裂の手術を行う時期について、一般的に生後約3〜4ヶ月頃で、赤ちゃんの体重

 が6㎏を超えた頃を基準として行われています。口唇裂が両側にある場合には、裂の

 状態によっては両方を一度に手術を行う場合と、この時期にどちらかの片方だけを手

 術し、この傷が治ってくるのを待って、生後6〜7ヶ月、もう片方を手術する方法も行

 われています。

  手術がなぜこの時期かというと、赤ちゃんの全身的な状態が安定してくる時期であ

 り、手術を行う部分の口唇がある程度発育してくるので、手術がやりやすくなること

 があげられています。

  最近では、この手術をするまでの期間に、口の中にマウスピースのような物を装着

 して哺乳をしやすくしたり、離れている歯ぐきの部分をできるだけ寄せて手術をしや

 すくする方法も試みられています。しかし、赤ちゃんに心疾患などの合併症がある場

 合はその疾患とのかね合いで、口唇裂の手術時期が延期されることもあります。 

  手術は入院して、赤ちゃんが全身麻酔によって眠っている間に行われ、通常手術後

 1〜2週間で退院となります。実際の裂部を縫い合わせる手術の方法については、裂の

 タイプや範囲、施設によって多少異なり、詳細は専門書にゆずりますが、いずれにし

 ても、裂部を単に縫い合わせるのではなく、鼻や口唇の形や手術後の発育、機能が十

 分に得られるような綿密な方法で行われています。

  また、口唇裂だけの場合、この初回のし手術で目的のほとんどは達成されますが、

 その後の成長に合わせ、傷跡や鼻の形などの修正手術を時期を見て行うこともありま

 す。 

 

 ▶︎口蓋裂の手術

  口蓋裂の手術を行う時期や方法については、以前より国内でいくつかの意見があ 

 り、それぞれの施設で少しでも良い手術結果を求めて、時期や方法を検討しているの

 が現状です。口蓋裂の手術の重要な目的は、食物をよく摂取できるような口蓋の形態

 や機能の獲得と、鼻咽腔閉鎖機能という言葉の面で非常に重要な働きを改善すること

 にあります。

  言葉の面では、できるだけ早い時期に口蓋の手術をしたほうが正常な発音の習得に

 有利であり、一方、顎の発育や歯並びなどの面では、発育がある程度進んだ遅い時期

 に手術をしたほうが影響が少ないと言われています。したがって、おもに最近では年

 齢が1歳代で軟口蓋と呼ばれる奥の部分だけを閉じておいて、顎の発育を考慮して5〜

 6歳までの間は、硬口蓋の部分の裂は、人工の閉鎖床という装置でふさぐことになり

 ます。

  いずれの手術法でも、それぞれ長所や短所があり、この短所の部分をできるだけ少

 なくする方法が工夫され、行われています。

  また最近では、これらの口唇や口蓋の形成手術以外に、将来永久歯が生え始めて歯

 並びや噛み合わせの治療(歯科矯正治療)を行う時期になって、これらの治療と関連

 して、歯を並べる土台とも言える歯槽骨が裂によって欠けている場合にはその部分、

 骨を作るための骨移植の手術が行われることが一般的になっています。これらの手術

 も、患者さんに少しでも良い歯並びの形態や機能を回復してもらうことを目的とした

 ものです。

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