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歯周病予防の歯みがき

 こんにちは、アシスタントのkanaです。

 暖かさが増し、日暮れも長く感じるようになりましたね。

 夏生まれの私は、早くも夏が待ち遠しく感じる今日この頃です。

 

さて、本日も妊娠中のお口の中についてです。

 

前回は、歯周病の原因についてお話しさていただきましたが本日は予防についてです。

 

🔹歯周病予防の歯みがきについて

 

 歯周病予防のための歯みがきは、むし歯予防のための歯みがきとは少し違っています。むし歯予防のためには歯の表面を歯ブラシでこすることでしたが、歯周病予防のためには歯ブラシの先毛先を歯肉の境目にていねいに当ててみがくことが必要になってくるのです。このように言うと、「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、実際にみがいてみると、これがなかなか難しいのです。

 歯ブラシをペンを持つように軽く持って、横に小さく動かしながらみがいてみてください。出血してきても、こわがらなくて大丈夫です。初期の炎症なら、2週間もすれば出血しなくなります。ただし、もうすでに歯石がついている場合には、歯石も除去しなければなりませんが、歯石は歯みがきでは除去できないために、歯科医院で機械的に除去してもらいましょう。歯科医院では、手用の器具で除去する場合と、超音波を利用した機械で除去する場合がありますが、基本的に歯を削るのではありませんから、気軽に除去してもらいましょう。

 ところで、妊娠すると歯肉が腫れることに対する主訴が多いと書きましたが、妊娠と歯周病とは関係があるのかどうか考えてみましょう。第一の要因は、妊娠初期のつわり(悪阻)が原因となって、歯みがきが十分にできなくなる期間があるということです。これは、虫歯のところでも説明しましたが、特に奥歯の歯みがきはつらい人が多いようです。歯みがきができないと当然のことながら細菌数は増加していきますので、歯周病にかかりやすくなります。妊婦さんの健診結果を見ると、前歯の炎症に先駆けて、奥歯の炎症が出現しているようです。この結果は、つわりで奥のほうがみがきにくいという状況とよく一致しています。

 次に、ホルモンの影響があります。妊娠すると、胎盤や妊娠黄体からエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増加することが知られています。このエストロゲンというホルモンの過剰分泌は、細胞の増殖に関与すると言われているので、歯肉に炎症が起きると腫れやすくなると言うことを意味しています。また、プロゲステロンというホルモンは、過剰分泌によって血管の透過性が亢進するといわれているので、これも歯肉の腫れなどの炎症症状に関与すると考えられます。

 このように、妊娠が直接的に歯周病の原因になることはないのですが、歯周病を増悪させる要因にはなる可能性がありますので、お口のお手入れを妊娠初期から怠らないようにすることが大切です。

 妊婦さんの中には、歯肉炎がひどくなって、歯をみがこうと思っても、痛みが強く、出血も著しくて、まったく手のつけられないような状態になってしまう人も実際にいます。歯周病の予防は、特に妊娠初期において大切なことを忘れないでください。

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