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あご(顎)の骨が折れたらどうするの?

皆様こんにちは。東京顕微鏡歯科アシスタントkanaです。

台風が接近中、明日はどうなるのでしょう...皆様風が強いですからくれぐれもお気を付け下さいね。

 

さて。今日は顎の骨折について書いてみたいと思います。

 

顎骨の骨折

 あごの骨が折れると、折れた歯が筋肉に引かれて移動し、上下の歯の噛み合わせができなくなります。この状態を咬合不全とか咬合異常と言い、治療をしないで放置すると、その状態で固まってしまうか、癒合しないでいつまでも骨が可動する状態が続きます。足の骨が折れたら歩けなくなってしまうのと同じで、顎骨骨折が生じると咀嚼・咬合ができなくなります。

 顔を打って噛み合わせのずれが生じた場合は、自宅療養せず、専門医を受診しましょう。上下の歯の咬合は非常に微妙な物で、髪の毛一本分でもずれていると違和感が生じます。咬合についての専門的知識を有する歯科医師、または口腔外科専門医のところで治療を受ける必要があります。

 顎骨には上顎骨、下顎骨がありますが、顎骨骨折はそのどちらにも発生します。また、歯の生えている部分の骨折(骨体骨折)とに分類されます。

 歯槽骨骨折は上顎前歯部に、骨体骨折は下顎の前歯部、犬歯部、下顎角部、関節突起部に発症します。一般的に歯槽骨折のほうが重症度は低く、前歯数本の範囲の骨折なら、開業歯科医の診療所で治療可能な場合もあります。この骨折の場合は歯の脱臼や脱落をともなう事が多いので、早めの処置が必要です。

 治療は折れた部分の歯を元に戻し(徒手整復)、歯列矯正用の装置や金属線によって折れていない部分に維持をもとめ固定します。骨体骨折では、入院下での治療が必要です。折れた歯の偏位が少ない場合には上下の歯列に固定装置を付け、はじめはゴムでゴムで牽引し、咬合関係が整復されたら、その後4〜6週間の顎間固定を行います。偏位が大きい場合や、2カ所以上での骨折、粉砕骨折、また時間が経過して変形治癒したものでは、全身麻酔下でも観血的整復固定術が行われます。

最近ではほとんどの施設で、口内法で金属ミニプレートや吸収性プレートによる固定が行われており、術後早期から咀嚼が可能ですし、また顔面皮膚に切開線が残ることもありません。

 上顎骨折では、頬骨や頭蓋底骨折などの重症な副損傷を合併していることがあり、眼球運動障害や意識障害、また髄液漏などの症状があれば、脳神経外科的治療が優先される場合があります。

 受傷時の応急処置は、出血に対して圧迫止血することが重要で、また病院までの移動時には、頭から下顎までを包帯やタオルで巻いて固定し、疼痛を軽減するように工夫する必要があります。

 

昨日当医院にも転んで前歯が折れたと患者様が急に来院されました。顔の骨折はめったにありませんが、絶対になりとも限りません。何かの時のためにご参考になれば幸いです。

 

kana♡

 

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