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Advanced Care Dental Office 東京顕微鏡歯科 kanaのブログ

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首都圏滅菌管理研究会☆東京顕微鏡診療歯科

東京顕微鏡歯科セミナー・学会

 

おはようございます♪

 

今朝もとっても寒いですね。

私はこの時期になると体調管理のため、いつにもまして栄養バランスのとれたお食事と質の良い睡眠を心がけています。

 

日曜日に東京大学伊藤国際学術研究センターで行われた首都圏滅菌管理研究会に参加してきました。顕微鏡専門アシスタントakiさんも一緒に参加しました。

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とても気持ちの良いお天気で、銀杏並木がきれいでした。

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病院やクリニックで患者様の治療に使用されるあらゆる機器や医療材料は絶対的に安全なものでなければなりません。

患者と術者、双方を感染から守るために欠かせない方法が、洗浄・消毒・滅菌です。これらの行程を正確に行うことで病原菌が体内に入ること感染を防止することが可能になります。とくに外科処置は皮膚や粘膜を故意に破壊し、患者の持っているバリアを破壊する行為であるのでSurgical Site Infection(手術部位感染)を引き起こしやすくなります。そのため、徹底した病原菌の管理が必要となります。

 

今回の研究会は洗浄がテーマでした。

要点を記載致します。

 

器機の取り扱いと管理では5S活動が大切です。

  • 整理:洗浄・滅菌に要るものと要らないものを明確に分けて要らないものをどけること。
  • 整頓:洗浄・滅菌に必要なものを使いやすいようにきちんと置き、誰にもわかるように明示すること。
  • 清掃:常に器機を清掃しきれいに保つこと。
  • 清潔:整理・整頓・清掃の3Sを維持すること。
  • しつけ:洗浄・滅菌機器の取り扱い手順をいつも正しく守る習慣をつけること。

 

洗浄

医療施設における消毒と滅菌のガイドライン2008では「消毒や滅菌が行われる前に洗浄は行わなければならない。なぜなら、表面に残った無機物や有機物の汚れがそれらの効果に影響を与えるからである」との表記があります。また、新版消毒と滅菌のガイドライン2011にも「洗浄が不十分な状態では、消毒薬の効果が十分に発揮されない。したがって、洗浄を十分に行った後に消毒を行う必要がある。」と、あります。

血液やタンパク質などの汚れが残っていると、消毒材によって汚れが固まり落ちなくなるだけでなく、汚れがバリアとなって中に残っている菌を死滅させることができません。また、残った汚れ自体の毒素が直接人体へ悪影響を及ぼします。

そして、物品・汚れ・水質・洗剤これら全ての特性を理解することがたいせつです。

 

洗浄時のポイントは、

  • 使用後すぐに洗浄を開始する。この際、分解できる器材は全て分解し、乾燥を防ぐために清浄水に浸漬する。
  • 洗浄前の一次消毒禁止(低水準消毒薬によるタンパク質の凝固により汚染物の洗浄障害がおこるため。)
  • 破損や不具合の確認
  • 適切な洗浄剤・洗浄具の使用
  • 洗浄手順や洗浄装置の操作方法および使用上の注意点を把握する。

 

用手洗浄手順

  1. 分解した部品すべてを洗浄剤で洗浄する。このとき、各接続部や外表面用ブラシを使用する。
  2. 目視で、付着物がすべて除去されるまで、洗浄作業を続ける。
  3. 全てのパーツを洗浄した後、流水下で洗浄液を洗い流す。
  4. 内腔のある器機はシリンジや吸引ポンプで空気を吸い、管路内の水切りを行う。
  5. リントフリークロスやスポンジを使用し外表面に残っている水分を拭き取る。

 

医療従事者の日常業務のひとつである器材の洗浄・消毒・滅菌は治療の基本となる大切な行程です。さらに知識を深めてより安心安全な医療を提供してまいります。

 

 

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