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Advanced Care Dental Office 東京顕微鏡歯科 kanaのブログ

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感染症の現状☆東京顕微鏡診療専門歯科衛生士Kim

東京顕微鏡歯科セミナー・学会

こんにちは。顕微鏡歯科衛生士☆衛生士8年目のkimです(*・ェ・*)ノ~☆

 

今日は感染症に関する講義(2012-10-05)を受けてきました。

 

【感染症セミナー】

場所 東京都心

日時 2012.10.5

 

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感染症の代表的なもののひとつにHIV感染によるAIDSがあります。

HIV(Human Immnodeficiency virus)とは人の免疫細胞に感染し破壊して後天的に免疫不全を発症させるウイルスのことです。ヒト免疫不全ウイルス。

AIDS(Acquired Immunodeficiency Syndrom)とはHIVに感染しキャリアとなった人が発症し免疫不全症となり病気となってしまうことです。後天性免疫不全症候群のこと。

キャリアとはウイルスを体内に持ちながら症状を呈さない健康な状態にあるヒトをいいます。

 

2010年に日本における新規HIV/AIDS感染者の報告数は1554人で、ここ数年ほぼ横ばい状態ですが、全体的にみるとAIDS発症者数は増加傾向にあります。2010年エイズ発生動向年報によればHIV感染者数12,648人、AIDS患者数5,799人。そして、HIV陽性者の6割以上の方が関東地域に集中しています。日本は主な先進国の中でも売買春を行う頻度の高い国の一つであることも考えられ独特の脆弱性を形成しています。また日本人の海外出国や入国する外国人の増加という推移も注意が必要と考えられています。

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 歯科医院では感染を自覚していない患者さんも来院することを想定して常に全ての患者様への標準感染予防策が必要です。

歯科治療において、感染予防対策の重要性を認識することと感染を防ぐために徹底した努力をする事はとーっっっても大切なんです^^*

これは医療の中でも特に歯科における感染リスクが高いためです。

 

HIV感染症においては口腔症状が初発症状となる場合があり、HIV治療の開始目安となることも多いです。このため歯科従事者がHIV関連口腔病変を理解し早期発見をする事が患者様の予後を大きく左右すると言えます。

HIV関連口腔病変など詳しくは先輩顕微鏡診療専門衛生士のnaomiさんがブログで東京都感染症セミナーをまとめてくださっていますのでご参考にどうぞ♪

 

また、歯周病が潜伏感染HIVを活性化するとも言われています。

HIV感染による免疫力低下は

1.歯周病を増悪

2.歯周病の悪化により酪酸やTNF-αの量が増加

3.酪酸とTNF-αの相乗効果による潜伏感染HIVの活性化

4.AIDSの発症・進展

というような負の連鎖を引き起こすと考えられます。

(じつはAIDS感染の有無に限らず、口腔内の細菌をコントロールする事は全身の健康に大きく関わるんですよ

 

新たな抗HIV療法(HAART)の確立により現在HIV感染者の方々の平均余命は飛躍的に伸びています。(25歳HIV感染者の平均余命は1996年以前は10年未満だったのが2000年以降は40年ほどになりました。)

それに伴い私たち歯科衛生士がHIV感染者の口腔ケアをする機会も増えてくる事と思われます。お口の中の細菌をしっかりコントロールできるかどうかによって患者様の余命が大きく変わってしまうんです!とても責任重大ですよね*

日本のHIV流行は若年層を中心としながら全国的に拡大状況にあるようです。主要先進国としては例外的なAIDS患者報告数の増加は検査体制の遅れを示唆しています。エイズは誰の身にも起こる可能性があるので積極的に検査することをお勧めします。万が一陽性だったとしても早めに知ることが出来れば適切な治療でエイズの発症を抑え普通のヒトとほとんど同じ寿命で同じ生活が出来ます。

今回のセミナーに参加して、私は顕微鏡診療専門歯科衛生士としてお口の中の健康だけにとらわれることなくより広く深い知識をもって全身をしっかり見つめられるようよりいっそうの努力をしようと決意しました。患者さんが人生を通じて健やかに豊かに生きる事をお手伝いさせていただけるようこれからも日々精進してまいります。

 

 【参考】

厚生労働省エイズ予防指針作業班報告書

厚生労働省科学研究エイズ対策研究事業

国立感染症研究所 AIDS(後天性免疫不全症候群)

2010年エイズ発生動向年報

 

それでは、お付き合いいただきましてありがとうございました☆Kim

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