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『上手な哺乳と上手な離乳』 *おっぱいと赤ちゃんの健康

 こんにちはアシスタントのkanaです😊

 

 

 赤ちゃんは口の感覚で外界を認識します。

 そんな赤ちゃんのお口の成長についてお話しさせて頂きます。

 

 赤ちゃんのおっぱいを吸うことといっしょに口の動き味覚の学習も始まります。

 

 

👶おっぱいと赤ちゃんの健康

 赤ちゃんは、乳首からおっぱいを飲む能力をもって生まれてきます。赤ちゃんの口の中は、乳首から乳汁を吸いやすい形になっています。与える方のお母さんと吸って飲む赤ちゃんの共同作業です。おっぱいは赤ちゃんのからだと心の栄養、それにお乳を吸う赤ちゃんの姿はお母さんの育児の原動力、お互いの健康の源です。

 

 

🔹お乳を上手に飲ませるために

 

 母乳哺育

 

 赤ちゃんの口の形には個人差がありますが、おっぱいを飲むためには乳首を口の中に取り込む必要があります。そこで、偏平乳頭(乳房を横に見たときに、乳首が少ししか出ていない状態)では、ケアが必要なとなります。扁平乳頭の乳首の状態では赤ちゃんが吸いにくいので、妊娠中に乳首を少しずつ引っ張って出しておくことが必要になります。また、乳首が完全に埋まってしまっている陥没乳頭では、乳首が中に入ってしまっているので、一度専門家に相談することをおすすめします。いずれの場合もケアをきちんとして、赤ちゃんが口の中に含むことができれば問題ありません。

 母乳には、母乳の脂肪を吸収しやすくする酵素が含まれています。この酵素は、粉ミルクには含まれていないものです。もちろん粉ミルクにも栄養はたくさん含まれていますが、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどを効率良く腸で吸収できるという点では母乳のほうがすぐれています。また、母乳には白血球や免疫グロブリンが含まれていて、赤ちゃんの免疫システムを強化する作用があります。生後6ヶ月頃までの母乳には、こうした免疫力の強いお乳が出て、赤ちゃんを病気から守ってくれます。

 

 

第13回首都圏滅菌研究会

こんにちはアシスタントのkanaです。

 

少し前のお話ですが…

銀杏の葉も色づき見頃を迎えたある日、東京大学赤門をくぐり 第13回首都圏滅菌研究会へ参加させていただきました。

 

今回は、当院歯科衛生士戸田奈緒美先生の『歯科器材の洗浄』の講演もございました♪

東京大学キャンパス内のホールで、登壇された姿はとても素敵でした。

また、戸田先生の発表に恥じることのないよう、感染制御のプロ集団としての誇りと自覚をもって業務に携わってまいりたいと思います。

 

今回の公演について

医療従事者にとって、患者様への感染を防ぐこと、また自らも感染しないことを根底に、まず私個人としては今後の診療に役立つべく視点で受講してまいりました。

 

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洗浄には、用手洗浄と機械洗浄がある。近年においては、機械洗浄も普及し始めているが、重要なのは器材の材質に合わせた洗浄方法を選択することである。

汚染物の除去、そして器材の損傷を低減した洗浄が必要となる。汚染物の付着を確実に除去しなければ、滅菌工程において十分な滅菌が行えないからである。

例えば、歯科用のピンセットや、根幹治療の器具のように先端が複雑な物は汚染物の残留がないか十分に注意が必要であるため、必要に応じてタンパク質反応試験を行うとよいとされる。

歯科用機材は繊細なものが多いが、特に複雑かつ繊細な根幹治療のリーマーについては、器材の損傷を防ぐためにも用手洗浄だけでは不十分な洗浄になりうるであろう。

当院戸田先生の発表において、リーマーの洗浄実験結果は、超音波洗浄機に酵素系洗剤を入れて15分間洗浄し汚染物の除去が確認できました。このように、器材にあった洗浄を行うことでバイオバーデン(滅菌前生菌数)を減少させることは、滅菌において無菌性保障水準を得るために重要である。

滅菌処理される微生物は、消毒や滅菌さえすれば、器械は安全に使えると理解されている人もいるが、汚染物が存在したまま滅菌すると、消毒効果が減弱したりすることがあるため、物に密着した汚染物質を洗浄液中に引き離し、再び付着しないように除去することである。

 

当院での洗浄は主に超音波洗浄機で行う。

・気泡をつけて超音波でたたき壊す時に汚れもとばす。 器具を水面下に沈めて洗浄する。

・人手によって除去できない微細な汚れや、布、ブラシ、水流等で落ちない汚れを取り除きます。

・実際の超音波洗浄では、汚れの種類に応じ適切な洗浄液を選定し、超音波の物理的作用と洗浄液の化学的作用を組み合わせて、最大限洗浄効果を上げることができます。

 

果たして、きちんと洗浄されているのだろうか…

*超音波洗浄機の場合

超音波洗浄機にアルミ箔を入れ、その剥離状態により洗浄力を確認することができます。

全体にむらなく剥離が見られた場合は、正常に稼働しており、剥離が見られなかった場合は正常に稼働していないとみなされます。

 

 洗浄の基本的な考え方

・洗浄できないものは消毒も滅菌もできない。滅菌するにしても消毒するにしても、まず目で見て汚染物の付着がないように綺麗に洗うこと。

・洗浄、消毒、滅菌など清浄度グレードを理解すること。

・汚染の付着状態(何時、何処で、何が)を把握する。

・汚染物の拡散防止、医療従事者の感染防止方法を理解することである。標準予防策(Standard Precautions)の基本的な考え方が、強く求められていると考える。
 

確実な洗浄、完全な滅菌、適切な包装、適切な滅菌方法、正しい保管があって始めて滅菌が保証される。

滅菌の質の保証には使用現場での保管に到る全てが関連しているのである。

 

まとめ

医療従事者として、再生器材の臨床での保管状況、使用方法および処理方法・感染制御・作業の方針・手順・安全性を学ばせていただき、今後の環境への大きな一歩となりました。

日々医療は進化しているため、我々も自分の狭い知識にとらわれることなく、患者様にも医療にも広い視野で携わっていきたいと思いました。

 

また、このような機会を与えてくださいました院長先生を始め、スタッフの皆様に感謝いたします。

『乳児期』 *乳歯の生えはじめ

 こんにちは アシスタントの kanaです。

 雨が続き、一気に朝晩の寒さが増してまいりました❄️

 皆様どうかご自愛くださいませ。

 さて、本日も前回の続きをお話いたします。

 

 

 

🔹乳歯の生えはじめ

 

  乳歯の生えはじめは、生後6、7ヶ月頃に下の歯から生えてくることが多いよう

 です。

  一般に歯の生える時期は個人差が大きいものですが、乳歯でも3、4ヶ月で生えは

 じめる児から、1歳の誕生日近くになってやっと生えはじめる児まで、かなりの差

 がみられます。

  生える順序も、上の歯が先に生えることもあれば、真ん中の前歯よりわきの前歯

 が先に生えてくることもあり、こちらもかなり個人差が見られます。

 

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🔹赤ちゃんのよだれ

 

  生後半年頃には、赤ちゃんのよだれが増えてきますが、この時期には乳歯が生え

 はじめるばかりでなく離乳食もはじまり、指しゃぶりやおもちゃ遊びなど、口への

 さまざまな刺激が増えてきて唾液の分泌がさかんになります。この頃の赤ちゃん

 は、まだ上唇を使って離乳食を取り込むこともはじめたばかりで唇を閉じているこ

 とも少ないため、たまった唾液がよだれとして外へ流れ出やすいわけです。離乳の

 ステップが進んでいって唇を閉じることや、たまった唾液を飲み込む動きが上手に

 なると、よだれは徐々に減っていきます。

 

 

 

🔹前歯で遊ぶ

 

  生後一年を過ぎる頃には、上下の前歯が4本ずつ、合計8本の乳歯が生えている赤

 ちゃんが多くなります。上下の前歯が生えてくると、今まではなめていた玩具など

 を前歯で噛んで遊ぶ行為が見られるようになります。なめただけではわからない硬

 さや弾力性などを確かめているようです。

  また、前歯での歯ぎしりもよく見られますが、これは上下の前歯の位置関係や噛

 み合う感触を確かめている行為ですので、まだ癖などのようなものではなく心配い

 りません。このように前歯を使うことを練習しながら、前歯で食物を噛みとった

 り、噛み切ったりすることを覚えていきます。

 

 

 

🔹奥歯が生えて

 

  1歳代の前半には、第一乳臼歯と呼ばれるものが生えはじめます。この歯が上下

 で生えてくることによって初めて奥歯の噛み合わせができて、食物を噛みつぶすこ

 とができるようになります。また、噛み合わせの高さが増すことにより口の中がさ

 らに拡がり、舌の動きもさらに自由になることから、食べる機能も言葉も発音する

 機能も発達が促されます。

 

 

 

 

『乳児期』 *あご(顎)の成長と変化

 こんにちは アシスタントの kanaです。

 前回の続きをお話いたします。

 

 

 

*乳児期の口の中の状態

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🔹あご(顎)の成長と変化

 

 口の形は、乳歯が生えるまでの間に成長・変化します。乳児期は顎の成長が盛んで、特に生まれて半年間は下あごの前方への成長が著しく、歯ぐきのアーチも大きくなり、高さも増してきます。このため、出生時には上あごに対して下あごがかなり後ろに位置していますが、乳歯が生え始めるころまでには、上あごと下あごの歯ぐきがちょうど合わさるような位置関係になってきます。

 

 

🔹乳歯の生えはじめ

 

 乳歯の生えはじめは、生後6、7ヶ月頃に下の前歯から生えてくることが多いようです。

 一般にはの生える時期は個人差が大きいものですが、乳歯でも3、4ヶ月で生えはじめる児から、1歳の誕生日近くになってやっと生えはじめる児まで、かなりの差がみられます。

 生える順序も、上の前歯が先に生えることもあれば、まん中の前歯よりわきの前歯が先に生えてくることもあり、こちらもかなり個人差がみられます。

 

『乳児期』 *乳児期の口の中の状態

 こんにちは アシスタントのkanaです。

 

 9月に入り、少し秋らしさを感じる今日この頃でございます😊

 

 季節の変わり目、どうかご自愛くださいませ。

 

 さて、今日か『乳児期』についてお話しさせていただきます。

 

 

*乳児期の口の中の状態

 

🔹お乳を吸うための最適な形

 出生児の赤ちゃんの口の中には歯がありません。あご(顎)も小さく、歯茎も平らで低いため、舌が口の中におさまりきらず、上下の唇の間から見えています。また、上あごの中央部が丸く凹んでおり、その周囲には膨らみがあります(写真1)。頬の内側にも脂肪床と呼ばれる膨らみが見られます。このような赤ちゃんの口の中の形は、お乳を吸うためには最適な形と言えます。出生直後の赤ちゃんでも、通常は胎児期に身につけた反射行動によってお乳を吸うことができます。

 赤ちゃんは哺乳児に、舌で乳首を上あごの凹みのところまで引き込んできてお乳を吸います。平らな下の歯ぐき(歯肉)の上に舌をのせ、唇を乳首のまわりに押し付けて舌の波動様の動きでお乳を吸う赤ちゃんには、歯はあってもまだじゃまなだけです。上あごや頬部の膨らみは、乳首を上あごと舌の間に密着しやすくしていて、効率よくお乳が吸える助けとなっています。

 

(写真1)

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赤ちゃんの上あごの形

 

*妊娠時の不安なこと。。。

 

🔹質問コーナー

 

 Q.妊娠中の歯の治療でエックス線(レントゲン写真)を

   撮っても大丈夫なのですか?

 

 A. 妊娠初期には胎児のエックス線に対する感受性がもっとも強くなっています。

  胎児の被曝リスクは、着床前期(受精後約9日)、器官形成期(受精後約2〜8

  週)そして胎児期(受精後約8週以降)の各段階で異なっています。放射線によ

  る障害としては奇形、精神発達遅滞、発がんなどがあります。

   しかし、歯間診療で用いているエックス線写真の撮影では、胎児に直接エックス

  線があたることはありませんし、妊婦に限らず防護用エプロンを着用して撮影す

  るので、被曝量という点からみてもほとんどゼロになり、問題はないと考えて良

  いでしょう。また、最近ではデジタルエックス線写真撮影機が普及しており、よ

  り低いエックス線量で撮影ができるようになってきています。

 

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 Q.妊娠時はあまり薬は飲まないほうが良いと言われていますが?

 

 A. 妊娠中に限らず薬は飲まないで済めば、それにこしたことはありません。し

  かし、病気に罹ってしまい、病気が母体や胎児に悪い影響を及ぼす可能性があ

  れば、薬を飲み、積極的に治していく必要があります。

   幸いなことに歯科の治療で使われる薬のほとんどは、妊婦に対しても比較的安

  全に使用できます。歯科医師は、その中でも安全な薬をなるべく少ない量で効率

  よく使って治療を行っていくことを考え、薬を処方します。

   ですから、薬を飲む必要性のある人は、治療すべきときはただちに完全に治療

  するという気持ちで歯科医師の指示を守り、正しく薬を飲むようにしましょう。

 

 

 

 Q.歯の治療に適切な時期を知りたいのですが?

 

 A. 歯の治療に関しては、原則的には治療を行って悪い時期というものはないとさ

  れています。むしろ、歯科の治療はできるだけすみやかに行うべきであると思わ

  れます。しかし、妊娠初期は流産を起こしやすい時期であり、つわりも生じてく

  るので、一時的な処置でとどめておくのが一般的な考え方です。

   また、妊娠後期においてもおなかが大きくなってくると、仰向けで長い時間治療

  していることができなくなったり、出産が近くなってくるとちょっとした刺激で

  も早産につながってしまう事態も起こりかねません。

   これらのことを考えると、妊娠中期つまり妊娠5ヶ月から7ヶ月の間がもっとも歯

  の治療には適しているものと思われます。しかしながら、実際には歯科の治療を

  行う時の妊婦の状態により変わってきますので、必要に応じて産科医と歯科医師

  とで連絡をとり、治療を行っていくことも必要になってきます。

 

 

 

 Q.虫歯や歯周病が遺伝するって本当ですか?

 

 A. 歯の形や歯ならびなどは、遺伝的な要素が現れると思われます。しかし、むし

  歯や歯周病は、糖尿病や高血圧などの成人病と同じように、生活習慣に大きく左

  右されます。たとえば、ある家庭で、長男にむし歯が多かったので、次男のおや

  つや歯磨きを注意していたら、むし歯ができなかったという実話があります。も

  し遺伝によりむし歯や歯周病の罹りやすさが決定されるなら、兄弟ともにむし歯

  が多くなってもよいはずです。

   むし歯や歯周病を予防するためには、遺伝的な要因よりも食生活や口腔清掃

  な生活習慣を見直すことの方が大切なのです。

 

 

*産後の歯科治療

 こんにちは アシスタントのkanaです😊

 

 夏本番、いかがお過ごしでしょうか?☀️

連日の暑さに少々身体も悲鳴をあげてきましたね。

まだまだ続く暑さ、どうかお身体ご自愛くださいませ。

 

 

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🔹産後の歯科治療

  産後の歯科治療については、出産直後でも歯痛や腫れているなどの症状が出てし

 まった場合、治療の必要が生じることがあるでしょう。治療を行うことに関して

 は、出産直後でも特に問題はありませんが、歯科医院に何回か通院するようですと

 産褥期の女性では、身体的にも大変な負担になってしまいます。産後の状態の良い

 人なら1ヶ月くらいからからだの調子も戻ってくるので、産婦人科の1ヶ月健診で産

 婦人科医に「通常の生活に戻っていいです」と言われた段階で歯科医院への通院を

 始めると良いでしょう。

  また、この時期は赤ちゃんに授乳をしている時期にあたりますので、歯科医院を

 受診するときは、必ず授乳期であることを歯科医師に伝えるようにしましょう。授

 乳中のお母さんでは、治療に使った薬が母乳へ出てしまうのではないかと心配して

 しまうことと思われます。歯科で一般的に使われる薬は、歯科治療に使われる通常

 の量であれば、短期間で薬を飲んでしまう場合でしたらまず問題はありません。母

 乳へ移行しやすい薬や、長期間にわたり薬を飲むようでしたら、その期間は、人工

 哺乳にかえていけばいいと思われますので、歯科医師に相談してください。

 

 

 

 

*歯の治療で使われる薬

 

 こんにちは アシスタントのkanaです😊

 

 梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね。

 照りつける太陽が痛くも感じますが、夏しかできないことをして楽しみましょう。 

 

 さて本日は、妊娠中の歯科治療で使われる薬についてです。

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 🔹歯科治療で使われる薬

  初期の虫歯(う蝕)や歯周病を治療する場合は、麻酔薬などの薬を使う必要のな

 い場合もありますが、深い虫歯や急性症状を起こし、腫れて痛みの出てしまった歯

 周病や親知らず(智歯)などを治療する場合は麻酔薬や抗菌薬、鎮痛炎症剤などを

 使う必要が出てきます。

  歯科用局所麻酔は、注射をしたその場所で分解されてしまうために、胎児への影

 響を心配する必要はありません。局所麻酔薬でアレルギーを起こしたこのある人

 や、気分んが悪くなったことのある人は、事前に歯科医師に伝えてください。

  抗菌薬についても、妊娠時期との関係で使用方法が異なりますので歯科医師の指

 示に従ってください。たとえば、歯周病や親知らずなどの急性炎症では、一過性の

 菌血症などが起こる可能性があるため、それに伴う高熱は、早産の誘発、羊水感

 染、胎児切迫仮死、前期破水などの原因になることもあるのです。歯科医師はどう

 しても抗菌薬を使用しなければならない場合には、妊娠の全期間にわたって比較的

 胎児への移行が少ないペニシリン系、セフェム系、マクロライド系などの薬剤を選

 んで使います。

  鎮痛炎症剤については、妊娠中はできるだけ使用しないほうがいいと思われま

 す。しかし、虫歯や歯周病などが悪化して痛みを無理に我慢し続けるようでは、母

 体や胎児に対して、肉体的にも精神的にも良いはずがありません。比較的安全な鎮

 痛消炎剤としてはアセトアミノフェンがあげられますが、逆に、アンチピリン、イ

 ブプロフェン、インドメタシン、ジクロフェナク、スルピリン、フルルビプロフェ

 ンなどは注意が必要で、これらの薬は一般に薬局で売られている薬に入っている場

 合がありますので、市販薬を購入するときは薬剤師などに相談すると良いでしょ

 う。

  アレルギー反応や副作用については、妊娠している人に限らず、すべての人に言

 えることですが、今まで使った薬でアレルギー反応や副作用があった人は、歯科医

 院で治療を受ける前に必ずその薬の名前とそのときの症状、その後の経過などを歯

 科医師に伝えるようにしましょう。

*歯の治療に適した時期

 

 こんにちは アシスタントのkanaです😊

 台風一過の本日は、真夏のような暑さですね。

 水分補給をこまめに、ご自愛くださいませ!

 

 さて本日は、妊娠中の歯科治療についてです。

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🔹歯の治療に適した時期

  妊娠している時に歯の治療を受けるのにもっとも適しているのは妊娠中期、すな

 わち妊娠5〜7ヶ月であると言われています。

  妊娠初期は、さまざまな器管の基本的な部分を形成していく時期であり、レント

 ゲン写真の撮影や薬の使用に少々気を使います。また、着床が不十分なため流産を

 起こしやすく、つわりも生じてくるのであまり治療には向いてない時期となります。

  妊娠後期では、はじめのうちは歯科の治療には比較的安全な時期ですが、中盤以

 降は出産により治療が中断されてしまう可能性が出てくるために、治療の内容を考

 慮する必要があります。

  この頃になると胎児もかなり大きくなってくるので、仰向けに寝る姿勢をとる歯

 科の診療形態では、腹部の血管を圧迫してしまうため、長時間の診療ができなく

 なったりします。出産が近くなってくると歯科の治療に対して不安の強い妊婦で

 は、ちょっとした刺激でもそれがきっかけとなり早産につながってしまうという事

 態も考えられます。

  歯科の治療に関しては、基本的には治療を行って悪い時期というものはないとさ

 れていますが、妊娠初期と妊娠後期の中盤以降は避ける方が良いと思われます。

✳︎妊娠中の歯と口の治療

 

 こんにちは アシスタントのkanaです😊

 本日も引き続き妊娠中のお口の中についてお話しさせていただきます。

 

 

 🔹歯の治療に不安を抱かずに

  歯科医院に治療を受けに行くことを楽しみにしている人は、あまりいないで

 しょう。ましてや、妊娠していれば、自分自身のことばかりでなくおなかの中の胎

 児への影響などを心配して、歯科での治療を躊躇してしまう人も多いと思います。

 しかし妊娠中の歯科治療については、歯科医師も十分に心得ていますので積極的に

 受診するべきです。むしろ、歯科の治療はできるだけすみやかに行うべきだと考え

 られます。ことに産後は、授乳など育児に追われ、通院が困難になってしまうこと

 が多いため、できる限り妊娠中に治療をすすめてしまうことは必要なことだと思わ

 れます。

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  妊娠しているからといって治療ををしないで放置しているうちに症状が悪化して

 しまいますと、結局は治療に時間がかかってしまう結果となります。また、口の中

 に症状があると、うまく食事が摂れなくなってしまい、母体にも胎児にも良いこと

 はありません。また、痛いのを我慢し続けることも、精神的に安定していることが

 重要な時期ですので当然避けるべきだと思われます。このようなことが起こらない

 ように、何か心配なことがあったら迷わずに歯科医師に相談し、歯科の治療を不安

 に思わず、積極的に治療を受けるようにしましょう。

  妊娠中に歯科の治療を受ける場合、必ず妊娠中であることを歯科医師に告げた上

 で治療を進めてもらうようにしましょう。妊娠中の経過や、現在何週目か、つわり(悪阻)の状態や流産の既往がないかなどの情報があれば治療計画を立てるうえとて

 も参考になります。母子手帳も持っていくと良いでしょう。

 

 

第12回首都圏滅菌管理研究会

 

 

こんにちはアシスタントのkanaです😊

 

6月6日に行われました首都圏滅菌研究会に今年も参加させていただきました🎵

 

今回の研究会は歯科についても充実しており、大変勉強になました。

 

参考になった講演についてUPさせていただきます♪

 

【開業当初からプレバキューム滅菌器が稼動してます】

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まず、安全な医療材料を提供するために、当院で使用する歯科材料は 洗浄・消毒・滅菌を行っております。

 

病院を利用する人、働く人、訪れるすべての人を感染から守り安全な病院環境を整えるための多職種の方々と協力し、適切でより最新の感染対策が行えるように取り組むことを常に目標としております。

 

 

では、本題のセミナー報告について。。。

 

 

教育講演Ⅰ 今、洗浄を見直そう!

福島県滅菌管理研究会 会長 森 正史 先生

 

滅菌に先駆けて洗浄工程は最も大事な役割となる。

→対象器材の構造、材質を理解し見極める必要がある

→科学的根拠を見出し、効率を考えて無駄のない洗浄を行う

 

また、洗浄を行うにあたり、PPE(Personal Protective Eqipment)個人防御服・ゴーグル・マスク・ガウン・手袋の着用(血液や体液から身の安全を確保する)を心がける。

 

洗浄の確立

適正な洗浄について考えさせられた肉眼での確認はもちろんのこと、拡大鏡や、器具に応じて洗浄ブラシの使い分けなどを行う。

洗浄剤入りの超音波に入れて、前の工程を大切にしていく必要がある。

器具の洗浄がより適正に行われることによって滅菌効果も上がる。

洗浄に関し、ただの作業ととらわれるのではなく、対象器具が、どのような治療に対し使用して、どのような構造なのか、その際の汚染具合を想定し、洗浄に取り掛かる意識の向上が必要である。

また、洗浄器具の構造を知るということは、日々の診療においての意識が高まり相乗効果となることを心がけたい。

ここまでの工程をきちんと守り、洗浄後のすすぎ、乾燥にもこれらを生かすことは大切である。

 

洗浄評価(洗浄評価判定ガイドラインより)

洗浄評価判定方法には、器械に付着した指標物質を確認する直接判定法とWD(ウォッシャーデイスインフェクター)の作動状態を確認する間接判定法がある。

 

また、なんらかの原因によっって、超音波洗浄機が使用できなくなった場合などを想定し、危機管理も必要であるのではないか。また、その際には、器具に応じた正しい知識と技術で洗浄スキルをさらにアップしていけるよう努めたい。

 

 

本日はここまで😊

また次回お話しさせていただきます。

✳︎唾液の流れが変化し、口臭が増えることがあります。

 

 こんにちは アシスタントのkanaです😊

 

 本日は、妊娠中の口臭についてお話しさせていただきます。

 

 🔹唾液の流れが変化し、口臭が増えることがあります。

  妊娠中には、唾液の流れや量が変化し、口臭が増大することがあります。これ

 には、大きな個人差があり、また、妊娠の時期による差もありますが、一般的に妊

 娠中は分泌量が低下すると言われています。

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  唾液分泌量が抑制される原因として考えられるのは、やはり女性ホルモンとのか

 かわりがあげられますが、もう一つの原因としては、妊娠による心理的な変化、た

 とえば、不安や緊張などのような感情も関与するようです。そのため、安定期とな

 る6ヶ月頃の一時的に唾液の分泌量は増加しますが、再び出産まで低下するようです。妊娠中に口の中がネバネバするというのは、この唾液の分泌量の低下によって起

 こるものです。

  唾液には、消化を助けるという役割のほかにも、口の中を清掃する、むし歯

 (う蝕)や歯肉炎に関係する細菌の増加を抑制する、などといった役割を果たして

 います。したがって、唾液の分泌が抑制されると、歯に付着するプラーク(歯垢)

 や口の中全体の細菌が増加し、不潔になってしまいます。

  このほかにも、妊娠によって唾液のpH低下や、唾液において歯肉炎の原因菌が増

 加する傾向が見られ、むし歯や歯肉炎が起こりやすくなります。

  このように唾液分泌の変化は、口腔内の不潔や炎症を誘発し、その結果、口臭を

 増加させる原因ともなるようです。しかし、口臭の直接的な原因は、唾液の分泌の

 減少ではありません。つわりなどの影響で間食の摂り方やや好みが変化をきたすこ

 とが大きな原因となりうるのです。

  また、母親のむし歯(ミュータンス菌)が多い子供が2歳ぐらいになった時に口

 の中にむし歯菌が定着し、むし歯を発症しやすくなることがわかっています。

  重要なことは、妊娠中の女性ホルモンの変化によって起こっている身体の大きな

 変化を自覚しながらも、本当の原因は口腔内の細菌、つまりは不潔な口腔にあるの

 ですから、妊娠中は注意深く、丁寧に歯や口の中の清掃を行うことでしょう。

 

*口腔粘膜・唾液・口臭について

 

 こんにちは アシスタントのkanaです⭐️

 本日は、妊娠中のホルモン変化がもたらすことについてお話しさせていただきます。

 

 🔹妊娠中のホルモン変化がもたらすこと

  受精後、妊娠が始まるとともに、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステ

 ロンの分泌が増大します。

  妊娠中のホルモンの増加は、妊娠から分娩までの過程の中でとても大切な役割を

 持っていますが、歯肉(歯ぐき)や口腔粘膜(口の中の粘膜)には好ましくない変

 化をもたらすことがあるようです。

  女性ホルモンの影響としては、歯肉や口腔粘膜の血管を拡張し、透過性の亢進、

 つまり赤血球などの血液成分が組織に流れやすくなり、炎症性の変化を起こすこと

 があげられます。この結果、口腔粘膜や、歯肉上皮の種々の細胞がバランスを失っ

 た増殖を行い、良性の腫瘤(腫れもの)を作ったりします。

  歯肉炎や歯周炎には原因となる特定の種類の細菌が存在しますが、女性ホルモン

 はそれらの原因菌の中にある種の細菌の生長を促進することがわかっています。

 また、女性ホルモンの変化による影響がどうかまだあきらかではありませんが、妊

 娠中の感染に対する大きな防御機能である細胞性免疫が抑制されると言われてい

 ます。これは、口腔粘膜や歯肉に起こる感染に対する抵抗力の低下を意味してい

 ます。

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 🔹妊娠の影響で口の中に起こる病気

  妊娠中は女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌が増加し、さ

 まざまな影響を口腔粘膜や歯肉に与えることがわかっています。

 

  ▼歯肉炎・歯周炎

   もともと炎症を起こしやすい状態にありますから、通常では起こらないような

  低いレベルの刺激でも、妊娠中は安易に炎症を起こします。その中でも、もっと

  も頻度が高いのは妊娠性歯肉炎ですが、それまでにあった歯肉炎や歯周炎も重症

  化しやすく、歯周炎をもっていた妊婦はそうでない妊婦と比較して早産・低体重

  児の出産の発現率が7倍以上であったという報告もあります。

 

  ▼エプーリス

   次に、妊娠中に起こる歯肉の病気としては、妊娠性エプーリスというのが有名

  です。エプーリスというのは歯肉にできた限局性の良性腫瘍の名称で、妊娠性エ

  プーリスの場合は。女性ホルモンの影響によって引き起こされる炎症症状の結果

  と考えられます。妊娠した女性の約1%くらいの人に起こるといわれています

  が、分娩後は女性ホルモンの分泌の正常化とともに次第に消失します。

 

  ▼口内炎 

   また、妊娠中にもさまざまの口内炎(カタル性口内炎・口角ビラン・アフタ性

  口内炎)を引き起こすことがあります。しかし、歯肉の炎症や口内炎は妊産婦で

  なくても発症する病気であり、妊娠によって炎症が起こりやすくなっているとい

  うことです。

   これらの病気の直接的原因は、あくまでもつわり(悪阻)や嗜好性の変化など

  による口腔の清潔不良や栄養のかたよりにあると考えるべきでしょう。基本的に

  は口腔内を常にきれいにしておくことです。

 

  ▼歯根膜炎、健全歯歯痛

   また、女性ホルモンの影響によって歯を支える歯周組織の再生や回復力が低下

  するなどの原因で、歯の動揺が起きたり、歯髄内の血行状態の変化によってまっ

  たく健康な歯に痛みを起こしたりすることもあります。この症状も出生後なくな

  りますから問題ありません。

 

 

 

*歯肉の色と歯肉の退縮について

 

 こんにちは アシスタントのkanaです😊

 本日は、歯肉の色と歯肉の退縮についてお話させていただきます。

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  🔹歯肉の色が悪い

  正常な歯肉は淡いピンク色で弾力があり、表面はつやがあって滑らかです。健康

 な歯肉であっても色素沈着(メラニン色素による黒みがかった茶色)が見られる場

 合がありますが、その程度には個人差があり、年齢によっても差があります。長期

 にわたり色素沈着が見られる場合、妊娠以前と比べて変わりがなければ特に問題は

 ありませんが、なかにはホルモンバランスの変化などが関係して、妊娠以降に着色

 が目立ってくる場合があります。

  気になるようであれば、歯科医院を受診して相談すると良いでしょう。漂白効果

 のある薬剤、あるいはレーザー照射によって色素を取り除くことが可能です。

  妊娠中であっても、口腔内にほとんど汚れが残っていない場合は歯肉の色に大き

 な変化はありませんが、歯磨きがおろそかになったり、柔らかいものが中心の食事

 になると、歯に汚れが残りやすい部位の歯肉の根元付近の歯肉の色が充血により赤

 みを帯びてきます。時には赤紫色を呈することもあります。

  また、歯磨きや食事の際に出血しやすくなります。原因は、歯垢などの汚れとそ

 の中に潜む細菌です。

  口臭も発生しやすくなりますので、汚れを丹念に清掃除去する必要があります。

 

 🔹歯肉が退縮した

  一時的に口腔清掃が不良になっただけで歯肉が退縮する(歯肉が下がり、歯の根

 部が露出した状態になる)ことはありませんが、歯肉の炎症が長期持続して歯周炎

 に移行した場合、あるいは目立った歯肉の腫れや出血がなくても歯周炎になった場

 合は、歯肉の退縮が見られることがあります。

  歯肉の退縮が見られる場合には、その周囲にあって歯を支えている骨(歯槽骨)

 についても変化が起きている可能性が高く、その確認のためにはレントゲン撮影が

 必要です。

  妊娠中のレントゲン撮影については、治療上どうしても必要になったとき以外は

 行いませんので、たとえ軽度であっても歯周病に罹っていることがわかっている場

 合には、妊娠前にしっかりと治療を受け、歯磨きの方法等を習っておいて、妊娠中

 も歯周組織を安定した状態に保つように心がけることが大切です。

  なお、歯磨きに熱心な人にときどき見られることですが、歯ブラシの圧力が強す

 ぎることで毛先が歯肉を傷つけ、歯肉退縮を起こしていることがあります。犬歯付

 近の歯肉が退縮している場合には、疑ってみる必要があります。

 

*歯肉(歯ぐき)について

 こんにちは

 アシスタントのkanaです😊

 春風が気持ちの良い季節になりましたね。

 年々、冬と夏が長くなっていくような。。。

 季節の変わり目、皆様ご自愛くださいませ。

 

 さて本日は、歯肉(歯ぐき)についてお話しさせていただきたいと思います。

 

 🔹歯肉が腫れた・出血した

  歯肉の腫れについて、腫れている場所が特定の歯の根(歯根)の付近に限られて

 いる場合と、歯の周囲の比較的広い範囲に及んでいる場合で、原因が異なることが

 あります。前者については、虫歯(う蝕)などをきっかけとして歯の神経の中まで

 細菌が侵入し、感染が広がって根の先端まで到達して周囲の骨を溶かしてしまった

 ような場合にしばしば見られます。

  たいていは歯に強い痛みを感じる時期があり、それに続いて腫れが出現します

 が、過去に根の治療を受けたことがある歯については、痛みをともなわずに腫れが

 出現することもあります。妊娠との直接の関係はありませんが、体力の低下や睡眠

 不足などがきっかけで起きることがあります。

  妊娠中、特に妊娠初期から中期にかけて、歯と歯の間の歯肉(乳頭節肉)を中心に広い範囲でやや赤っぽく腫れることがあります。このような歯肉の炎症を妊娠性歯肉炎と言います。妊娠以前と比べて歯磨きの仕方に大きな違いがなくても、妊娠によるホルモン分泌の増加(特にエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモン)に関連して炎症が増悪して起きると考えられます。

  歯肉炎の主な原因は、蓄積した歯垢や歯石とそれらの中にいる細菌ですので、妊娠中であっても原因を除去することで炎症は改善します。妊娠性歯肉炎では、通常の歯磨きなどの刺激でも歯肉から容易に出血することが特徴の一つです。

  そのほか妊娠中に見られる歯肉の異常として、良性の線維性組織の増殖として現れる妊娠性エプーリスがあります。上顎の歯間乳頭部に見られることが多く、健康な歯肉とは区別されます。(写真)

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  エプーリスにはいくつか種類があり、妊娠中に限らず、歯肉のいろいろな場所に出現し、緩慢ではありますが徐々に大きくなります。エプーリスに対する処置は原則として外科的切除を急ぐ必要はありません。切除するかどうかは分娩後の経過を見て判断してもいいでしょう。

 

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